国際研究プロジェクト「色彩の人類学」への出品作品

コロナ禍になって、2020年に海外で予定されていた2つの展示が無期限延期中・・・。
1つは、ウズベキスタンの世界遺産ヒヴァでの常設個展。
もう1つが、「色彩の人類学」という国際研究プロジェクトへの出品作品の展示。

「色彩の人類学」(”ANTHROPOLOGY OF COLOUR OR WHAT COLOUR IS A CULTURE”)
は、社会学者や心理学者や色彩の専門家、そして芸術家など様々な分野の人が世界各国から集まり、色彩の意味や色彩と文化の繋がりについて研究するプロジェクトです。

2019年から2022年まで、毎年テーマの色が設定されていて、第1回の2019年は「白」がテーマ。

私は水の流れを抽象的に描写して人の心情や心理を表現する試みとして続けている「Stream & Life」のシリーズから3枚の組写真を2セット出品する機会を得ました。
2020年にその展示がロシアで開催される予定だったのですが、その後コロナ禍・・・。

最近になって、「展示より先に、展示予定の作品を収録した書籍がフランスで出版されました」との知らせが届きました。

12カ国34人の様々なジャンルの芸術家の作品が収録されているとのこと。
まだ手元に書籍は届いていないものの、展示が無期限延期状態の中、プロジェクトの進行を確かに実感できることは嬉しい限りです。

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