サマルカンド | レギスタン

概要と歴史
ウズベキスタンの観光地のシンボル的存在。レギスタンは「砂の広場」を意味する。
15世紀建造のウルグベク・メドレセ、17世紀建造のティッラカーリー・メドレセ、シェルドル・メドレセの3つの巨大なメドレセ(神学校跡)がコの字型に並ぶ。
広場の中央では国際音楽祭など大きなイベントも開催される。

[左] ウルグベク・メドレセ
ティムール帝国の祖ティムールの孫にあたるウルグベクの命により1420年に建造。
学者でもあったウルグベク自身も教鞭をとり、中央アジアの文化・学問の中心地となった。
当時は100名以上の学生が寄宿生活を送っていた。

[中央] ティッラカーリー・メドレセ
ティムール帝国崩壊後のシャイバニ朝の1660年建造。
入って左手の青いドーム内がモスクになっており、内装は金箔で覆われている。
名前の通りティッラカーリーとは「金箔で覆われた」という意味。

[右] シェルドル(シールダール)・メドレセ
1636年建造。シェルドルは「ライオンが描かれた」という意味。
正面右上と左上に、背中に人面がデザインされたライオンが描かれており、本来偶像礼拝を禁じているイスラム教の建築物としては極めて珍しいデザイン。


写真集「TRADITIONAL MOMENT IN UZBEKISTAN」の写真掲載ページ

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サマルカンド地図

【地図番号 2 】 レギスタン

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