中央アジアに現存する最古のイスラム建築。
イラン系のサーマーン朝の2代目の君主イスマーイールの霊廟で、892~943年の建立とされている。
メインドーム周辺の4つの副ドームや側面の4つのアーチはササン朝ペルシャ時代のゾロアスター教の神殿の建築様式を踏襲しているといわれている。
複雑に積み上げられた焼きレンガの外壁は、日光の当たり方によって陰影が変わることを計算してデザインされたものだという。
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【地図番号 8 】 イスマイール・サーマーニ廟
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