
もし、日曜日にカシュガルにいるのなら、バザールへ足を運んでみることをお奨めする。日曜大バザールの、凄まじいほどの活気や人出を体感することができるからだ。
もし、日曜以外の日にもカシュガルにいるのなら、やはりバザールへ足を運んでみることをお奨めする。日曜大バザールの活気や人出が、いかに凄まじいものかを実感することができるからだ。
カシュガルの街中を歩いていても、こんなふうに声をかけられることが多い。
「今度の日曜日はまだカシュガルにいる?」
「日曜バザールにはもう行った? まだなら今週行かなきゃ」
カシュガルを訪れた外国人は、みんな日曜大バザールへ行くものだと、街の人々も思っているようなのだ。
しかし、小さな街のバザールを訪れる時とは違って、日曜大バザールを訪れた外国人は目立つどころか、殺気さえ感じるほどの慌しさにただただ圧倒され、居場所探しに苦労することになると言っても言い過ぎではない。
ぼんやりしていると、行き交う人々の通行の邪魔にもなり、下手をするとロバ車に追突されかねない。そこには、物を売り買いする人々がもたらす、ある種の"必死さ"が漂い、活気という表現が生ぬるく感じられるくらいだ。
それほど、このカシュガルでは日曜日に開催される大バザールの存在感は大きい。
日曜日になれば、まずはバザールへ行ってみる。地元の人達にとってはきっとそういうものなのだと思う。
平日にバザールへ来る人が、何か必要な物があって買い物にやってくるのだとするなら、日曜にバザールへ集まる人々は、何を買うのかはともかく、とにかく行けば買いたくなるもので溢れている、何か買うものを見つけよう、という感覚でやってくるのかもしれない。
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